◆真昼の月◆

ヘルパーのお仕事、職人仕込みのレシピなどを綴ります。

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実は介護福祉士試験を受験していました。
初めての挑戦でしたが、今日正式に合格通知が届いたので、これで堂々とここに書くことができます(笑)

私としては、筆記試験が非常に難しかったです。
過去問題をきちんとやって臨んだのにもかかわらず、今年は傾向も出題方法も違っているように思いました。
以前あったような、5つの中から2つを選ぶような問題はなく、「最も適したものを選べ」というのが目立ちました。
「最も適切なものを選ぶ」ということは、どれもさほど間違いではない。
どれも適してはいるが、その中でも最も適したものを選ばなければ間違いとなる。
ということでしょう?
かなり読解力を必要とする問題であり、その基準や判断は難しいと思いました。
以下に、その問題を載せてみます。
チャレンジしてみてください。

-老人福祉論-
問14:
利用者の居宅で訪問介護サービスを提供している際、利用者の仙骨部に辱痩を発見した。
訪問介護員の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 不十分な介護が原因と思い、「高齢者虐待防止法」(『高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律』が正式名称)により罰せられる旨、家族に説明した。

2 辱痩の治療のために、近くの訪問介護ステーションに訪問を依頼した。

3 辱痩の治療のために入院が必要な旨、家族に説明した。

4 介護をしている家族に、介護の様子や家族の心身の状態を聞いた。

5 居宅サービス計画の変更のために、サービス担当者会議を招集した。


-社会福祉援助技術-
問29:
個別援助技術の原則に基づく対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 居室に行くとEさんが「誰にも言わないでね。実は時々お腹が痛むのだけど、あなたの顔を見ると痛みもなくなるわ」と言ったので、誰にも話さないようにした。

2 朝食中、パン食希望のFさんに、いつものコーンスープを出すと「今日は味噌汁がよい」と言ったので、「パン食の時は、いつもこのスープでしたよ」と対応した。

3 ひとり暮らしのGさん宅を訪問した時、Gさんが「死にたい」と言ったので「そんなこと言わないでください。私も頑張るから、Gさんも頑張ってください」と答えた。

4 ナースコールでHさんの居室に行くと「あんたは嫌いだから、違う人を呼んで」と言ったので「なぜですか。 私のどこが嫌いなのか教えてください」と尋ねた。

5 外出前のJさんに「どちらのカーディガンがいいですか」と尋ねながら、Jさんに決めてもらうことにした。


-社会福祉援助技術演習・事例問題-
クラブ活動に関する次の事例を呼んで、問に答えなさい。

【事例】
 介護老人福祉施設U苑のK介護福祉士は、手芸クラブに参加するいつものメンバーである女性6人に声をかけ、昨年知事賞を受賞した作品展への出展に向け活動を始めた。
 欠席するメンバーもなく、取り組みは積極的であった。ところが活動半ば頃から個々のメンバーに対する不平不満の声が聞こえてきた。丁寧な作業ぶりだがペースの遅いLさんへの批判にK介護福祉は戸惑い、対応できずにいた。不満は解消されなかったが、何とか一緒に作業を続けてきた。
 出展時期が迫ってきた頃、メンバーの不満の矛先が最も熱心に参加し、強引なリーダーシップを取るMさんに向けられてきた。Mさんの威圧的口調は気になったが、作品の完成には欠かせない存在なので、この場面でもメンバーの不満に対処できずにいた。
 出展作品の完成後、クラブ活動は休止したままになっている。

問33:
手芸クラブの活動中におけるK介護福祉士の介入のあり方に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 各メンバーの感情を共感的に受け止める。

2 Lさんを呼んで、他のメンバーの不満を伝え、態度を改めるように求める。

3 出展時期が迫っている段階なので、Mさんの行動は見守る。

4 Mさん以外にリーダー役が作れない場合、手芸クラブを中止する。

5 活動が継続中なので、介護福祉士は介入を行わない。


問34:
手芸クラブの活動の休止中に、K会と福祉士が配慮すべき事項に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 休止中なので、活動を評価する必要はない。

2 活動の再開に向け、今後の方針について、Mさんの意見を尊重する。

3 今後の活動について、メンバーが話し合える場を用意する。

4 活動が終結したと判断し、グループを解散させる。

5 今後のクループ活動については、生活相談員(社会福祉士)に引き継ぐ。


いかがでしょう。わかりましたか?
答えは「続きを読む」に書いておきます。

それでも、今年度の合格率は50%あったようです。
ただ、実技試験はとても簡単でした。
私たち、訪問介護員にとっては、日常よくある「片麻痺の利用者さんを、ベッドからポータブルトイレまでの移乗しなさい」というものだったからです。
あまりに簡単すぎてサービス問題か、と思い、挙句には「サービス問題に見せかけたひっかけ問題かも」と思ったほどです。
実技を受けてみて思ったのは、待機室で問題を受け取って待つ間に、その間取り図から手順をシミュレーションしておくとよいだろうということです。
ベッドがあり、審査官がいるその部屋で、枕はどっち側なのか。
仰向けに寝ているなら、麻痺側がどっちで、ポータブルトイレをどの位置においたらいいのか。
移乗するとき、自分の軸足はどちらになるのか。
そんなことを、待機室にいる間から想像していれば、試験室に入ってからもさほど慌てないのではないでしょうか。

ああ、それから、残存機能を生かしてもらうための動作と声掛けは忘れてはいけないようです。
今回は、ポータブルトイレに移乗したあと、羞恥心を鑑みて、ひざにバスタオルを掛け、「後ほど呼んでください」と言ったところで自分から終了宣言しました。
制限時間は5分ですが、余裕でした。

久しぶりに本格的なお勉強をしました。
範囲が広く、法規や医学には手を焼きましたが、合格して本当にほっとしています。
来年以降、受験を考えている人は、ぜひ頑張ってくださいね。

そうそう、試験会場がもっと多いといいですよね。
遠方からの受験生は、前日から新幹線で来て泊まり、なんていう人もいましたから。
介護職は足りないと言われているのに、介護福祉士試験のこの難易度は、かなり壁が高いと思います。


では、答えです。

問14 4

問29 5

問33 1

問34 3














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