◆真昼の月◆

ヘルパーのお仕事、職人仕込みのレシピなどを綴ります。

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今年度は次女が受験生なので、夜のお出掛けは自粛中。
1か月に1回は行きたいと思っているクラシック演奏会も、もちろん減らしているんですが。
会場が埼玉会館と近いこと、大好きな西本智実さんが指揮をするというので行って来ました。

5月27日 埼玉会館大ホール(埼玉県)にて
西本智実東京交響楽団特別演奏会
西本智実指揮《ウィーン古典派の交響曲》
東京交響楽団


ハイドン 交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト 交響曲第29番  
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」


埼玉会館での演奏会には行ったことがありません。
会場は、音響はどうなんだろうという不安もありましたが、チケットは完売で、本当に満席でした。
演奏前のホワイエにいる時から、観客の「演奏を早く聴きたい」という興奮が伝わってくるようです。

いつでも、そう、本当にいつも。
舞台の袖から西本さんが姿を現したとたんに、会場の空気が変わります。
心地よい緊張と鮮やかな色彩が会場全体を包むのです。
しなやかに腕が振り下ろされる瞬間が1番好き。
指の、爪の先まで、みなぎりほとばしる音楽のエネルギーは、そこからオーケストラに向かって放たれ、演奏者たちを掴んで上り詰めようとします。

素晴らしい指揮でした。
気迫のこもった力強い指揮でした。
ああ、なんと素晴らしいのだろうと痺れるほどでした。

けれども残念なことに、私は完全燃焼できなかったのです。

何度もこのブログで書いていますが、私は“ド素人”です。
音楽については全然詳しくありませんし、わからないと言ったほうがいいくらいです。
だから、この先に書くことは私の主観であって、全然違う感想をお持ちの方もいらっしゃると思っています。
それをご理解した上で読んでいただきたいのですが、

最初の音から、「あれ?」という感じだったんです。
特に管楽器の吹き始めの音。切り上げる最後の音。
もっと歯切れよく、きちんと吹けるでしょう? という感じ。
ハイドンの「驚愕」は少しの不ぞろいから始まって、第二楽章でようやくまとまり、第三楽章で目覚めたように西本さんに引っ張られているような印象。
特に「運命」は最初からあまりに有名な曲です。
固唾を飲んでその音を待っていたんです。
でも、最初のその音から、演奏の迫力が足りないんですよ。

この指揮なんだから、もっと音が出るはず。
これだけの指揮に応えれば、もっと力が出せるはず。
ずっと物足りなかったんです。
もっともっと良い演奏ができるはずなのに。って。

この物足りなさが、会場の音響のせいなのか、オーケストラのせいなのかはわかりません。
全体的にキリリと引き締まった感じがなく、猫背な丸まったような音に思えました。

以前違う会場で、違うオーケストラで聴いた西本さん指揮の「運命」はもっと迫力があった。
身体の中心を突き抜けるような感動があった。
指揮は、あの時より素晴らしくなっていると思えるのに、曲がついてこないなんて。

どうしてなんでしょう。
私の正直な感想は、上記の通りです。

来月、もう一度西本さん指揮の演奏会に行きます。
西本智実「新世界」ツアー2008With モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
〔ドビュッシー〕 牧神の午後への前奏曲
〔ロドリーゴ〕  アランフェス協奏曲
〔ドヴォルザーク〕交響曲 第9番 ホ短調「新世界より」op.95


そのとき、私はどんな風に演奏を聴き、受け取るのでしょうか。
とても楽しみに、ちょっと不安に、そのときを待ちたいと思います。














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