FC2ブログ

◆真昼の月◆

ヘルパーのお仕事、職人仕込みのレシピなどを綴ります。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
3月29日に行ったコンサートの感想を、今頃書くっていうのも心苦しいのですが……
ご勘弁ください。m(_ _)m
(こっそり日付は3月30日にしておきます・笑)

先日このブログで紹介した、川畠成道さんのコンサートに行ってきました。ロビーには小児ガン撲滅のための募金箱が置かれていましたよ。

竹下恵子さんが司会をつとめ、会話も楽しく聴くことができました。
川畠さんは全盲ではなく、影を感じるくらいはできるそうです。
演奏が素晴らしいので、視力に障害があるなんて忘れてしまいますが、舞台の袖に引っ込む時に、ピアニストに肩をそっと押してもらうのを見て「ああ、本当に見えないんだわ」と確認するような感じでした。
会場には視力に障害のある観客も大勢いらしていました。
ある方は白杖をついて。
ある方は家族に付き添われて。
そして盲導犬を連れて会場入りした方が17名だったそうです。

ホールは特別仕様ではありません。
座席の列の間は狭く、ガイドヘルパーとしては
「せまいですから1列で入ります。私の肩につかまってください」というように、1列で席までご案内するところですよね。
もちろん当日、私は仕事で行ったのではありませんから、観察をしていただけなんですけど(笑)。

興味があったのは、演奏中、盲導犬をどこで待たせておくのか。ということでした。
ベビールームのように1か所に集めて待たせるのか、車椅子対応シートのある広いシートに座っていただき、足元に控えさせておくのか。
盲導犬は圧倒的にレトリバーが多くて、結構な大きさです。
狭い普通のシートで足元に置くのは、無理だろうと思ったのですが、1番多かったのがそのパターンでした。
会場の中央に広い通路があり、そのすぐ後ろの列なら、爪先には広い空間があります。
もちろん、そこへ座った方もいらっしゃいましたが、ごく普通に着席されている方も多くてびっくりです。
みなさん足のふくらはぎの後ろとシートの間に盲導犬を控えさせていました。
ちゃんと盲導犬用のマットを持参されていて、それを敷き、盲導犬はそこで伏せています。
みんな本当におりこうです。

曲目はよく知っている小曲ばかりで、親しみやすく口ずさむほどでした。
アヴェ・マリアだけで3曲。
この曲を演奏する時は、特別に純粋でありたいと願いながら弾くと川畠さんはおっしゃっていましたが、本当にどの曲もベストを尽くして演奏していらっしゃるのがわかりました。

―――曲目―――
タルティーニ: 悪魔のトリル
シューベルト: アヴェ・マリア
シャミナード: スペイン風セレナーデ
モシュコフスキー: ギターレ
パガニーニ: カンタービレ
パガニーニ: ラ・カンパネラ

 ― 休 憩 ―

グノー: アヴェ・マリア
リムスキー=コルサコフ: 熊蜂の飛行
ドヴォルザーク: スラブ舞曲 第2番
ハチャトゥリアン: 剣の舞
カッチーニ: アヴェ・マリア
モンティ: チャルダッシュ

 ― アンコール ―

ショパン: ノクターン
ディニーク: ひばり
メンデルスゾーン: 歌の翼に


シューベルトのアヴェ・マリアは清廉で美しく、グノーのアヴェ・マリアは厳粛で透明でした。
カッチーニのアヴェ・マリアは荘厳な感じ。
それぞれ受ける印象が違ったのも興味深かったです。

また、アンコールの「ひばり」は初めて聴く曲でしたが、ヴァイオリンがまるでピッコロのように高く響き、本当に鳥のさえずりに聞こえるんです。
いったいどうやって弾いているんでしょう。

多くの聴衆に感動と生きる力を与えてくれる演奏会でした。
今年はベストアルバムをリリースされる予定だとか。
それも楽しみです。

演奏会のあとで聴いた話ですが、盲導犬たち、気持ち良さそうにイビキをかいて寝ていたそうです。
人間より何倍もすぐれた聴力を持つ彼らにとっては、なかなかくつろげる音というのはなさそうですが、そんなふうに深く眠れるなんて、それもまた演奏がすばらしかった証拠なのかもしれません。














管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://tukiakarinoheya.blog65.fc2.com/tb.php/269-0381b144

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。