◆真昼の月◆

ヘルパーのお仕事、職人仕込みのレシピなどを綴ります。

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義母は太っている。サイズはLLくらいだが、体重は70キロを超えている。
「もうちょっと痩せないと、要介護になったときにお世話できないよ」
私がそう言うと、義母は決まって
「大丈夫よ。寝たきりになればすぐに骨と皮になっちゃうから」と答えるのだけれど――。

M井さんは脳梗塞で右半身麻痺になって11年。
ほぼ寝たきりの生活だが、奥さまが献身的に介護されており、ひどい褥痩もなくおだやかに暮らしていらっしゃる。
この方が重い!
体重75キロ。腹回り110センチ。
「巨漢」という言葉がぴったり。

サービス内容は身体介護の1時間半。
オムツをはずして陰部洗浄とオムツ交換。
脱衣の後、全身の清拭。
更衣していただいたあと、身体を起こして端座位になり、車椅子へ移動。
顔の清拭、口腔ケア、お髭も剃って外気浴に出る。
といっても、マンションの廊下の一番端で遠くの新幹線を眺めていただくだけなのだが、ご本人は電車が好きで、全然飽きないのだそうだ。
その間に奥さまとふたりでベッドメーキングを行う。
ベッドがきれいになったら、車椅子からベッドへの移動を行うのだ。

端座位にするのも重いから大変。
端座位から一瞬立位を保持していただいて、車椅子へ座っていただくのも大変。
健側の足を軸足にして、車椅子のセット位置を慎重に選び、
自分の知っている限りのボディーメカニクスを駆使して移動を行う。
もしもグラリと来たら、絶対に私では支えきれない。
だからご本人も緊張するし、横に付いている奥さまも絶妙のタイミングで手伝ってくださる。
だいたい腹部が太くて、腕が周りきらない。

「重くてゴメンネ」
そう仰って、使える左腕で私にしっかりとしがみつく。
「大丈夫ですよ。私の首を抱えるようにしていてくださいね」
信じられないほど密着しないと、こちらの腰を痛めてしまう。
お相撲さんとがっぷり四つになると、こんな感じかなぁ。

普段は体重41キロの奥さまが介護しているのだ。
それに比べたら、私のほうがずっと体格はいいし、一応プロだし。

ぎくっと腰をやられないように頑張ります。
それと、あーちゃん!
今すぐ痩せる努力を開始しよう!














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