◆真昼の月◆

ヘルパーのお仕事、職人仕込みのレシピなどを綴ります。

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外気温との温度差を緩和するために、ドアが二重になっているレストランをよく見かける。
そういうのってたいていは、どちらか一方は自動ドアで、もう一方は手動のことが多い。

近所のDというレストランは、車椅子用に駐車場からドアに向かってスロープが延びている。
車椅子の体験学習をしたとき、このレストランを利用した。
自力で車椅子を操作してスロープを登ったところに手動のドアが立ちふさがっているのだ。
このドア、外から手前に引かなければならない。
ガラスのドアはとても重く、自分ひとりの力で座りながら引くのは困難だ。しかも引いている間、車椅子はバックさせる必要があり、やっと開けたと思っても固定できずに勝手に閉まろうとする。
気持ちは焦る。それに、とても危険だ。

店内ではメニューを手に持ったかわいいお姉さんが2人、笑顔でこちらを見ている。
見ているだけ。まだ店内に入ってはいないので、お客と認めてはくれないらしい。
結局同伴のヘルパーに応援をたのみ、ドアを開けていてもらって、ようやく店内に入った。
「いらっしゃいませー。お二人様、禁煙席でよろしいですか? お席までご案内いたしますー♪」
さっきのお姉さんがにこやかに案内をしてくれる。
これがまた、狭い通路をぐねぐね曲がった奥まった席に案内された。
「ランチメニューにはドリンクバーが付いております。ご自由にお飲みくださいー♪」
この体験は基本的に“ひとりで車椅子を利用して生活する”ためのものだ。
同伴のヘルパーには待機していてもらい、自分ひとりでドリンクバーへ行ってみる。
カウンターが高い。 全然見えない。手が届かない。
ここでも私はひとりでドリンクを選ぶことが出来なかった。
ヘルパーに介助してもらってやっと食事を終えたのだが、廊下が狭く、トイレまで車椅子で行くことは出来なかった。

ここで交替。今度は私がヘルパー役で、車椅子に座った友人を見守る。
レストランも場所を替えて、Fに行った。
ここは外側のドアが自動ドアで、内側にはウェスタンドアが付けられている。
自動ドアを通ると店員さんが駆け寄ってきてウェスタンドアを開けた状態で持っていてくれた。バタンバタンとバネで開閉するドアは車椅子のちょうど頭の高さくらいで怖いくらいだ。持ってくれて安心する。
ランチメニューはバイキングとドリンクバーだ。
店員さんは料理の乗っているテーブルから近く、通路の広いところへ案内してくれた上、フロアマネージャーが担当として付き添ってくれる。
料理も説明して皿に入れてくれるし、テーブルまで運んでくれる。
ドリンクも同じ。
食事中は離れた所から見ていてくれて、ドリンクがなくなると声をかけてくれる。
とっても親切♡
お勘定をすませて帰ろうとすると
「ご満足いただけましたでしょうか。至らない点がございましたら、ぜひご意見をくださいませ」と、アンケート葉書きを渡された。

レストランの良し悪しは、メニューの豊富さや美味しさ、値段や雰囲気だけで決まるものではないと痛感した。
形ばかりのバリアフリーの店舗は、結局不便で使えない。
それは健常者に向かって「当店は障害者にも配慮している優しい店です」とアピールしているに過ぎない。嘘っぱちだ。
本当にバリアフリーな店は、くちこみで広がって行くのだろう。
そういうお店で、さらに食事が美味しくお値打ちならば、誰にでもオススメできるんだけどなぁ。

そういう視点で、レストランを見たことありますか?


或る大病院。車椅子の方が乗り降りする障害者用一時駐車スペースに車を止めて、窓口へ行き折り返してきて、患者を下ろす前に。後ろから来た予約なしタクシーから、どけとのジェスチャー。
ふと見れば自分のちょっと前方はタク待ちスペースで、すでに他のタクが待機中。前のタクと自分の車の間に存在するスペースは、障害者用。なおかつ、自分の後ろのスペースは空いている。相手は待機の順番を確保したいらしい。
前のタクに並べて待機したいのかしら。せめて、おりるまで待ってくれればいいのに。というよりも、この病院は日常的にタクが、障害者用乗降スペースに、待機する事を許しているのかしら。

或る大型店舗。店員呼出用インターフォンを入口脇に設け、案内板まで用意してくれてあるのに、カート置場になっていて遮られてたどり着けない。
視覚に障害がある方がここにたどり着こうとしたら逆に危ないだろうが~!!、と怒りながら、当方車椅子をおしている図。

各入口に車椅子を沢山用意して自由に借りられる、超大型ショッピング街。
あのバイキング&セルフテーブルクッキング店では、車椅子で移動は無理です。いや、入口はいってすぐに通路の曲がり角から人や物で進めません。

本当にある話です。格好だけの店舗・施設。
器の体裁だけでなく、ソフト面も考察いただきたいものです。

2007.06.21 16:29 URL | marina #KBJvIUTM [ 編集 ]

目に余ります
まだ子どもが小さい頃、ベビーカーを押していました。車椅子も似たようなものだと勘違いしていましたよ。スロープさえあればずいぶん楽だと思っていました。
でも、車椅子は違います。また、自走する車椅子はもっと違います。わかっていないんですよね。
本当に格好だけの店舗や施設が多すぎます。
障害者用駐車場に堂々と車を停める健常者や経営者。
恥ずかしくないんでしょうか。
なんて、考えていくと腹が立ってしまいますよね。まったく。

2007.06.21 16:58 URL | かずよん #rNUx50LM [ 編集 ]

形ばかりのバリアフリー
かずよんさんへ
今日、レストランではありませんが
スーパーに利用者さん(歩ける方)と
行ってきました。
その店にはスロープはついているものの
健常者がすれ違うにも通路が狭く
車いすの方なら一層「すみません。」「すみません通してください。」と言いながら進まなくては前には進めない店です。

そのお店は物の値段が安いため、たくさんの方が利用されています。
けれど、車いすを利用されている方や、松葉杖を使用されている方々だって利用したいはず。なんとかならないのかしら。

かずよんさん 車いすの体験学習をしたのね。
私も一度経験して利用者さんの気持ちになってみたいと思いました。

2007.06.22 18:43 URL | ぽち太郎 #FajV6a2. [ 編集 ]















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