◆真昼の月◆

ヘルパーのお仕事、職人仕込みのレシピなどを綴ります。

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私用でJRに乗っていると、ある駅で白杖の視力障害者が乗ってきた。
その人の左側には、いかにもヘルパーとわかる若い女性が付き添い、
電車の入り口で
「ホームと電車の間に15センチほど隙間があります。大きく踏み出して乗りましょう」と声をかけた。

ふうむ。なかなかはっきりした声掛け。
ガイドヘルパー講座で教わるとおりのセリフ。
ぎこちない案内振りから、新人なのだろうと想像する。
ガイドされる男性は、全盲のようで、右手の白杖を振りながら乗り込んで来た。

「三人掛けの優先席の真ん中が空いています。今、正面に立っていますから、このままお座りください」
「わかりました」
私は車両連結ドアのそばで立って、このやり取りを見ていた。
男性は優先席に座れたが、ヘルパーの分は空いていない。
男性が席に着くのを見届けると、ヘルパーはかなり離れた所まで行き、空いている席に座ると、携帯をチェックし始めた。
声もかけずに行ってしまったので、もう男性にはヘルパーの居場所はわかっていない。
「乗り換えは○○駅ですよね」
と言っても、答えが来るわけがない。
あれ? という顔をして、男性は黙ってしまった。

専門職かボランティアかわからないけれど、
ガイドヘルパー中に利用者さんから目を離すなんて考えられないことだと思う。
まして視力障害者は、自分からヘルパーを探しに行けないのだから。
こういうのは、ガイドヘルパーの技術とは全然関係のないことで、
補助するのが目的なのに。と歯がゆく思う。
男性の右横に立てかけてあった白杖が、電車の揺れとともにカタンと転がった。
「あっ」小さく男性は声を上げたが、もう自分では探せない。
隣に座っていたおばさんが拾い、「どうぞ」と渡す。

こういう不便なことや、不安な往復を助けるためにヘルパーを頼んでいるのに、肝心な時に役に立たないのって、どうよ?
乗り換えの駅が近づいてきた時、やっとヘルパーは戻ってきて
「次で乗り換えです」と告げた。
どこにいたの。とも聞かないで、男性は「わかりました。お願いします」と言う。
もっとも「仕事中なのに、どこへ行っていたんだよ!」なんて怒鳴ったら、ヘルパーは仕事を放り出して逃げてしまうかもしれないので、
仕方ないのかもしれないが(笑)

あなたを必要としている視力障害者がたくさんいます。
その人の身になって考え、がんばりましょう。


はじめまして ぽち太郎と申します。
ガイドヘルパーで検索、
かずよんさんの所に訪問させていただいています。
仕事は登録の訪問介護員の仕事をしています。
先日研修を受けたばかりなのでこの男性の気持ちが少しだけわかります。ガイドだけが頼りでした。
私も忘れないようにしよう。

さて
かずよんさんのブログを拝見してゆったりと温かい時間が流れているような感じを受けました。
また訪問させてください。v-254




2007.06.12 13:54 URL | ぽち太郎 #FajV6a2. [ 編集 ]

はじめまして
いらっしゃいませ、ぽち太郎さま。
赤いバラ付きのコメント、ありがとうございます。

ガイドヘルパーでお仕事をすると、身体が強張り、筋肉痛になるのは、まだ緊張しているからだろうと思うほど、私も初心者です。
お互いよいガイドができるように頑張りましょうね♪

またお越しください。

2007.06.12 14:57 URL | かずよん #rNUx50LM [ 編集 ]















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