◆真昼の月◆

ヘルパーのお仕事、職人仕込みのレシピなどを綴ります。

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プログラム

 どれでも1500円。
世界の一流品がずらりと並ぶ、まるでバイキングのようなイベント。
どれを、どの順番で選ぶかは、あなたの自由だ。
4月29日から5月1日までの3日間、東京国際フォーラムで行われた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は、本来フランスのナントで行われているクラッシックの祭典だ。
 この3日間で150公演。
出演アーティストは約1000人(日本&アジア500人+ヨーロッパ500人)
1公演は平均45分で、どの公演も1500円。
普段は入場できない子どもも、3歳以上ならOK。
演目はどれもベートーベンに関係した物ばかりで、ベートーベン大好き日本人が喜ぶ事請け合い(笑)
「交響曲を全曲踏破してやろう」とか、
「ピアノ協奏曲ばっかり聴く」なんていうようなチョイスが出来る。
 なにしろお値段が安いし、公演時間が短いので、ちょっとつまむのにお手軽でよい。
普段クラッシックを聞かない人でも、映画代と違いがなければ入りやすいし、カジュアルな「お祭り」なので、ジーンズで大丈夫。
ホールで子どもがぐずっても、叱られないのは嬉しい。
おおらかで、クラッシックを楽しもうという雰囲気に満ちている。
一日に何公演も梯子して、空いた時間に屋台のオープンカフェで楽しむのもまた素敵だ。
屋台村

さて、それでは本日の一皿目は(笑)
ベートーベン「エグモント」序曲
ベートーベン「ピアノ協奏曲第3番ハ短調」
下野竜也(指揮) 仲道郁代(ピアノ) ポワトゥ・シャラント管弦楽団

「エグモント」序曲って、どこかで聴いたことがあると思ったら、むかし池田理代子が書いていた漫画「白いエグモント」で、少年がベートーベンのこの曲が好きというシーンがあって、子供心にどんな曲だろうと思ったのだった。
ああ、私にとって、クラッシックって、こんな関わりでしかないのね(笑)
これは指揮者がすばらしく、西本さんしか知らない私には、ようやく比較対照できる人材が出てきたといった感だった。
パワフルで、音を引き出す指揮ぶりは、西本さんよりやはり「男性的」な魅力。
ピアノもすごく、すごく上手かった!
第一、楽譜を見ないで演奏できるっていうだけで、素直に尊敬します。

二皿目は(笑)
ベートーベン「チェロソナタ第2番ト短調」
フンメル「フルート三重奏曲イ長調」
ジュリエット・コレル(フルート) アントニー・ルロイ(チェロ) サンドラ・ムバラク(ピアノ)

私はおそらく、こんなに楽しそうにピアノを弾く人を初めて見た。
まだあどけなさの残るような27歳の美人なのだが、演奏中の表情がとても豊かで、にこにこしている。
うなずいたり、身体を揺らして演奏するのだが、これがまた上手い!
フルートのユレルはいかにもフルート吹きといった演奏で、以前聴いたパユとは全然違う。
悠々と、優雅なフルートは、フルートの王道と言えるだろう。

本日メインディッシュとなった3皿目(笑)
ヴィルムス「交響曲第6番ニ短調」
エーベルル「交響曲ニ短調」
ベートーヴェン「交響曲第3番変ホ長調『英雄』」
コンチェルト・ケルン(演奏)

初来日のコンチェルト・ケルンは、バロック音楽を得意とするとプログラムには書かれているが、なるほど、知らない楽器が何点かある。
木管を含むその音は、とてもまろやかで、暖かい。
指揮者を要しないこの演奏を引っ張るのは、ソリストなのだが、
彼がもう素晴らしい!身体全体から振り絞るように音楽を奏で、速いテンポの部分も的確に情熱的に弾き上げ、他のメンバーを伴って駆け抜けてゆく。
思わぬ大収穫に、会衆も興奮して、演奏終了後には立ち上がって「ブラヴォー!!」と叫ぶ人が出たほどだ。
クラッシックコンサートらしかぬその喜びぶりに、演奏家もとまどって照れ笑いをしていた。
会衆が腕を大きく伸ばして拍手し続ける。
なかなか席を立とうとしない。
こんな嬉しい事を喜ばない演奏家がいるだろうか。
私もまた、手が真っ赤になるくらい叩きまくってしまった。

それから締めくくりのデザート(笑)
今大人気の諏訪内晶子さんがヴァイオリンで参加する、
ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」
ペーテル・チャパ(指揮)
諏訪内晶子(ヴァイオリン)
シンフォニア・ヴァルソヴィア(演奏)

この日の諏訪内さんは、赤くてスリムなドレス姿。
デザートのスウィーツにふさわしいプログラムだった。

ああ、満腹。満腹。
ごちそうさまm(_ _)m
ラクレット

ちなみに本日の本物の食事は、ラクレットとローストビーフのカルパッチョでした。
ディナー















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